写真用撮影機材を一式そろえた、フォトグラファーが【シネマトグラファー】にも挑戦するために機材の見直しを進めております。
その中で、今回は核となる本体を選定します。
~目次~
どのクラスかを決定する
現代人にとっては、何をするにも選択肢が多すぎて決めきれませんね。いつまでも迷うのも時間効率が悪いですから、どこかで自分なりのラインを決めて物を選ぶ作業も大事です。
96は、動画撮影は【良い映像が撮れる】一眼レフカメラで撮影することに決定しました。
次に決めるべきは、センサーサイズ(撮像素子サイズ)ですね。
簡単に大きく分けるとこんな感じ
- フルサイズ=最高クラスの品質
- APS-C=中級機辺りによく使用される、画質はフルサイズよりは劣るが、値段は安い
- フォーサーズ=一眼レフとしては機能不足感が否めない。コンデジなどでは十分なサイズ
一眼レフを仕様する方にとっては【フルサイズ】OR【APS-C】の二択になりますが、プロ機などに使用されている【フルサイズ】が必ずしも良いとは限りません。
フルサイズのデメリットは【高価】【機材が重たい】【もちろんレンズも高い】という事があります。
画質で劣るAPS-Cのメリットは【軽い】【安価】【もちろんレンズも安い】という点が上げられます。
また、96が考えるAPS-C機の最大の利点は【レンズの焦点距離幅が広い】という事です。比較的機材が増えがちな動画撮影に置いては、レンズを1本で済ませるメリットは非常に大きいです。そして、自動的に焦点距離が1.5倍ほどになりますので、望遠撮影にも便利っです。
それらの理由に加え、フルサイズのカメラは十分な物を持っているので、わざわざ買い足すのなら現在の機器を流用したほうが遥かに【コスト】も【画質】の優れていますので、軽くなるメリットの方が少ないです。
画質が落ちるであろうデメリットに見合うだけの圧倒的な軽さを手に入れるためには【ミラーレスのAPS-C機】にするのが良さそうです。
これで、最高クラスのフルサイズにしようか・・・ミラーレスにしようか・・・などの悩みが無くなり、非常に選定しやすくなりました。
動画用ボディ4選
ボディも数多くありますから、全てのメーカーを比較していたらこんがらがって悩みます。選定に時間を掛けすぎると、その分映像を撮る機会が減りますし、悩み悩んで選んだ機械って【期待値が高まりすぎて不満も見えてくる】んですよね。
だから、まずはミラーレスは先行した【ソニー】を候補にしました。
ここで紹介する4選は、最新のミラーレスに付いている機能はどれも揃っていますので、それらには触れません。比較して特に気になる点のみをピックアップしています。
a6400 | a6600 | EOS6Mⅱ | EOS kiss M | M5 | M6 | |
発売日 | 2019年2月 | 2019年11月 | 2019年9月 | 2018年3月 | 2016年11月 | 2017年4月 |
価格 | 98000 | 148000 | 104,800 | 62000 | 63,000 | 41000 |
4K | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ | ✕ |
画素数 | 2420万画素 | 2420万画素 | 3250万画素 | 2410万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 |
AF測距点 | 425点 | 425点 | 143点 | 143点 | 49点 | 49点 |
動画AF | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
手ブレ補正 | ✕ | ○ | △ | △ | △ | ○ |
ファインダー | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ | ✕ |
USB給電 | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400(価格10万円ほど)
SONYのモンスターマシンと言われている(ホントに?)a6400は第一候補ですね。
価格コムでは☆4.6の高評価を獲得しアマゾンでも☆4.3の高評価です。星の分布を見てみても、☆5つが6割越えの安定評価です。
特に優れている点
- 測距点425点の(瞳)AFが動画にも使える。
気になる点
- ボディ内手ブレ補正が無い
個人的には、静止画の場合は瞳オートフォーカスの必要性は感じませんが、動画となると別ですね。カムコーダーと一眼レフを比べて、カムコーダーが優れている点はAFが優秀な点ですが、一眼レフに動体にも強いAFが付いているのは強力です。
手ブレ補正が付いていないのは気にはなりますが、レンズに手ブレ補正が付いているものを選ぶことと、そもそも動画撮影でなので、それほど手ブレ補正が必要な場面は多くありません。(現在の96の用途においては特に)
a6400とa6500の比較
ちなみに、SONYにはa6500というハイアマチュア機種も存在します。番号も大きくa6400はエントリーモデルなので優れているかと感じますが、AF機能や画像処理機能でもa6400が勝っていますし。
a6500は、動画にはAF機能が付いていないという動画撮影には決定的な違いがあります。反面、手ブレ補正機能が本体には付いていますが・・・
と言いましても、a6500の方が上位機種ですが2年ほどまえに発売されていますので、現在(2020年1月23日)実税価格はa6500の方が10,000円程安いです。
SONYのミラーレスの進化がすごすぎて、わずか2年で後発機が先発の上位機種の性能を凌駕してしまっている!!という程、a6400の出来が良いのです。
それらを考慮しましたら、価格差10,000円ほどでしたら、完全にa6400に軍配が上がりますね。
SONYもそれと認識しているのか、公式ストアではすでにa6500の販売を終了しています。
Canon ミラーレスカメラ EOS M6 Mark II(10万円ほど)
ミラーレスはSONYが先行していましたが、モンスターマシンa6400に真っ向kラ勝負を挑めるのは、こちらですね。価格帯は数千円こちらが高いですが。
143点AFで、もちろん動画にも可能。そして、手ブレ補正は、コンビネーションISと言って、レンズの手ブレ補正と連動する方式のようです。
個人的に気になる点は、ファインダーが無い点ですね・・・動画撮影のみなら特に問題ないのですが、写真撮影時には外付けファインダーとストロボの併用が出来ませんので、欲張りならば【動画撮影】兼【軽装静止画用】にもしたいので、出来たらファインダーが欲しいですね・・・
キヤノン EOS Kiss M ボディ ホワイト(6万2千円ほど)
CANONの入門機ながらも、ハイスペックなこちらもモンスターマシンと言えそうです。
ほとんどの機能において、a6400やEOSM6ⅱに劣ることの無い性能を誇りながらも安い!!
初級クラスとしては、圧倒的なスペックです。
96も一度は、このカメラを動画仕様にしようかと思ったくらいです。
また、個人的にはファインダーが付いているのは嬉しいですね。
後付ファインダーを用意するのは当然コストアップに繋がりますので・・・
そして、致命的に違う点が、AF機能が動画では使えないという事です。
EOS6mとEOS5mとの比較は??
Kiss mとも比較しますと、発売順には5m⇒6m⇒Kissmとなっています。値段的には6mが一番安いですね。
6mと5mは非常に似通っていますが、一番の違いはファインダーですね。
後付の電子ビューファインダーは2万円程するので、必須な方にとっては本体代金に+して考える必要があります。6Mはファインダーが無いので、価格帯も似通っているという事になります。
ただ、m6m5は、4K動画ではないのが一番の難点ですね。
これは圧倒的な画質の差になるでしょうから、今回の4選にはKiss mを入れました。
ソニー SONY ミラーレス一眼 α6600 ボディ(148000円)
ミラーレス市場で遅れを撮ったCANONも、かなり巻き返しつつはある感はありますが、このa6600には死角が見当たらないですね・・・あえて言うなら値段だけですね・・・
ただ、外付けファインダーを買うことを考えればM6ⅱとの価格差は縮まってきます。
あと、CANON機にはないUSB給電があるのは強いですね・・・毎回バッテリーを充電する手間やバッテリー切れのリスクを回避出来ますから・・・(時々バッテリーって忘れそうになりますよね?)
内蔵フラッシュが無いのですが、そもそも使うことは無いので、無いほうが良いですし。
結論
どの機種も一長一短で、選び難いですが、予算が許すのなら、SONYのa6600が一番良さそうですね。
しかし、高価なので最高クラスなのは当然なので、この4選ならば【値段は高いけど機能面で劣っている】という事はなさそうです。
それぞれ、コストに見合った性能です。
ネットで情報を収集するさいに、10選とかそれ以上はあまり好きではなく(結局10選だったら上位だけをチェックします)1人の方の10選よりは3人の3選を参考にします。
なので、今回は4選+補足にまとめました。
最高性能ならば、SONYのa6600だね。だだ、他の機種は300g台なのに比べて、a6600は400g台なのですこし重たいね。この重量と価格帯だったらフルサイズミラーレスも視野に入ってくるから、フルサイズを目指す人にとっては難しい選択肢になるね。
a6400とa6600で迷ったら?
1.5倍の値段の開きがありますが、当ページでの主要性能では手ブレ補正の有り無しになります。
レビューによりますと、a6400からa6600に買い換える程ではないという意見もあります。
手ブレ補正以外の違いは、a6600はバッテリー容量が2倍程になったことと、イヤホン端子が付いた事ですね。
なので、静止画を撮るにはあまり重要ではない機能が増えた・・・言い換えると更に動画撮影には特化した性能になっているようです。
イヤホン端子が付いているということは、離れていても動画撮影時にモデルさんの音声を確認しながら収録できるのは便利そうですね。
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